【松阪市】夏の風物詩「松阪祇園まつり」は中止。しかし、神社では神事が行われていました!「祭り」の本来の意味、知っていますか?
2020年7月18日(土)19日(日) に行われるはずだった、令和2年松阪祇園まつりが新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止になりました。
毎年7月に催されている松阪祇園まつりは、松阪神社、御厨神社、八雲神社の三つの神社からみこしが繰り出す「三社みこし」が有名。男女の勇壮な担ぎ手が「チョーサヤ」と高らかに声をあげ、市内中心部が活気に満ちる…松阪の夏の風物詩といえるお祭りです。
今年の松阪祇園まつりは、新型コロナウイルスの流行で5月に中止が発表され、多くの市民が残念に思っていたはず。しかし、7月18日(土)松阪神社ではちゃんと本来の意味の「祭り」が行われていました!
本来お祭りは「疫病退散」を神様に願うために行うもの。この日、松阪神社では関係者が集まり、神輿の汚れや埃を落とす「神輿洗い」のあと、感染症の収束を願う神事「疫病退散祈願祭」が行われていました。ずっと続いた雨も、この日だけは神様が見守っているかのようにあがり、「祭り」にふさわしい夏空に!
本日7月19日(日)は、神輿のひとつをトラックに積み、録音した雅楽の演奏や太鼓を鳴らして地域を練り歩く「巡行」が行われるようです。
新型コロナウイルス流行となった2020年。「祭り」の本来の意味にかえった松阪祇園まつり。感染症の収束の願いが叶うよう、市民ひとりひとりがそれぞれの場所で神様に祈る日にしたいですね。
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