松阪市京町で、とても雰囲気の良い喫茶店を見つけました。それも、ただの喫茶店ではなく、レコードやCDでJAZZサウンドが流れる、ジャズ喫茶です。

ジャズ喫茶といえば、本場欧米ではレコード観賞ではなく生演奏を楽しむスタイルが主流。こちらのように、オーディオでJAZZの音源を流し鑑賞するスタイルは、日本独特の形態らしいのです。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行で、生演奏を伴う飲食店の営業が困難になったためか、日本風のオーディオで観賞するスタイルが世界的に流行しているそう。

こちらがジャズ喫茶「BOGARD」です。お店は入口で靴を脱いで、スリッパに履き替えて入店します。

スピーカーからJAZZが流れる店内は、とても静か。個性的な照明が浮かび上がらせる、レトロで味わい深い雰囲気がちょっとした異空間です。

時計がデザインされた個性的なテーブルも。店内には、マスターのこだわりが光ります。

早いもので2022年10月も下旬に。温かいコーヒーが美味しい季節です。珈琲（スペシャルブレンド）500円（税込）と手づくりお菓子300円（税込）をオーダーしました。

お店ではお酒も楽しめます。

お話によると、こちらの店舗は12年前にマスターのご実家をお店にして始められたそう。それ以前も、すぐ隣でジャズ喫茶をされていたようなので、とても長く歴史があります。

秋の日差しが絵になる午後。珈琲は酸味と苦みのバランスがとれ、とても美味しい。香り高く、いい音楽と共に、ゆっくり味わいたいコーヒーです。ちなみに、ジャズのことをわからなくてもご心配はいりません。まずはこの雰囲気を素朴に味わってみて！

手作りお菓子はマスターの手作りだそう。この日はパウンドケーキでした。素朴で懐かしい味です。

ジャズ喫茶「BOGARD」は、松阪駅からほど近く、メインの通りから1本入った場所にあります。お店の隣には、駐車場が2台分ありますので、車でも訪れることができますよ。モダンジャズが静かに流れるジャズ喫茶「BOGARD」で心地よい時間を過ごしてみてください。

ジャズ喫茶「BOGARD」はこちら↓

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