松阪市豊原町にある和菓子店「對馬屋」に行ってみました。

「御菓子司 對馬屋（つしまや）」は豊原町、櫛田地区にある和菓子店。櫛田郵便局から櫛田川に向かうと、橋を渡る手前を道なりに左へ進んだところにあります。こちらがお店の外観、格式を感じる堂々とした店構えが、青空に映えています。

中に入ってみると、そこには万華鏡のような空間が広がっていました！古き良き雰囲気のなかに、季節感をあしらった美しい色どり。和の中に、ハロウィンの装飾がマッチしていてとても素敵です。

主役は、こだわりの創作和菓子たち！

「對馬屋」は5代目にあたる現在の店主さんが、昨年2022年3月、49年ぶりにお店を開いたことで話題になりました。

生粋の和菓子職人だった店主さんのお祖父様が昭和45年に逝去。昭和48年までお店は続いたものの、その後、営業はしていませんでした。格式を感じるこのお店は、大正半ばに建てられたもので、その時代では高級な欅の木でつくられているそうです。

お店の復活に向けて、京都で8ヵ月、伊勢の五十鈴茶屋で約12年修業したという、和菓子職人の店主さんが作る、こだわりの和菓子が主役です。秋の和菓子も勢ぞろい！

店主さんのお姉さまという、お店の方が、丁寧に紹介をしてくださいました。なんと、こちらでは、一週間に2～3種類の新作和菓子が並ぶそうなんです。

和菓子って、そんなにどんどん新しい物が作れるの？と、そのペースに驚いていると、「それ以上のレシピがあるので、どんどん新しいものを作っていく予定なんです」とのこと。だから、美味しかったから、またあれを作ってほしい、という要望に応えるのは難しいみたい。常に前へ！！　新進気鋭の和菓子創作に脱帽です。

人気商品を購入してみた！

その中でも、特にこちらの人気商品だという和菓子を購入してみました。人気の丁稚羊羹、そしてフランボワーズ大福、午後に残っていることは珍しいという人気のフルーツ丁稚羊羹です。冷やして食べるものは、冷蔵庫の中で販売されていますよ。

フランボワーズとは木苺のこと。こちらの「フランボワーズ大福」320円はお店の代表作だそう！

求肥の中は、こしあんと生クリーム、中につつまれているのはフランボワーズのピューレ、そして木苺一粒です。自分でも二つに切ってみたのですが、うまく切れず、がっがり…。断面は公式Instagramでご覧ください。木苺のジューシーさと甘酸っぱさが、なめらかなこし餡と求肥にくるまれて、見事としかいえない創作和菓子に仕上がっています！

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たっぷり食べたい！切り分けていただく「丁稚羊羹」

こちらは切り分けていただく「丁稚羊羹」1パック580円（税込）です。

切り分けていただいた、そのひと口は、口の中でほろりとくずれ、とろけます。

たっぷり入ってお買い得…そう説明していただいた意味がよくわかりました。あっさりして、どれだけでも食べられてしまう美味しさです。

2023年10月半ばには、待望の喫茶室がオープン予定！

現在「對馬屋」では、店内の1室を喫茶室にするため、改装工事中。

この美味しい和菓子を、その場でお茶とともにいただけたら最高！　これはオープンしたら、絶対行きたいやつですよね。みなさん、ぜひ公式Instagramをフォローして、いち早く情報をゲットしましょう☆

櫛田川のそばにある「御菓子司 對馬屋（つしまや）」は、味も雰囲気も、とても素敵なお店でした。皆さんもこだわりの創作和菓子を、ぜひ味わってみてくださいね。

「御菓子司 對馬屋」はこちら↓

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