【松阪市】明治7年生まれの7人の画家がテーマ! 「サイトウミュージアム」で企画展を開催中です。
松阪市魚町の「サイトウミュージアム」で、新しい企画展が開催されています。
サイトウミュージアム企画展「生誕150年・実力派の画家たち」
2024年11月1日(金)~サイトウミュージアムで開催されているのは、「生誕150年・実力派の画家たち―三宅克己、中澤弘光から和田英作まで」です。生誕150年という事は、1874年、つまり明治7年生まれ。ポスターに朱色で大きく描かれた「7」は、同じ明治7年に生まれた、7人の画家たちの作品で構成されていることを意味しています。
実際に企画展へ行ってみました!
明治7年生まれという事は、画家として実際に活躍したのは、明治の後半から昭和戦前戦後の時代となります。
西洋文化を盛んに取り入れようとした明治時代。画家たちも積極的に西洋へ渡り、その文化や絵画の影響をうけ、自分の作品に取り入れたに違いありません。
また、明治初期に鉄道が開通したこともあり、盛んに人々が各地を訪れる旅ブームが巻き起こります。その波に乗り、絵葉書となる水彩画がたくさん描かれるようになったそう。
サイトウミュージアムのロビーには、今回実際に展示されている絵画の絵葉書も販売されています。自分が見た絵が、絵はがきになっているとテンション上がっちゃいますよね!
色鮮やかな南画にも多数出会える!
今回の企画展では、南画も多く展示されています。南画とは、中国絵画に大きな影響を受けた日本の画法の一種です。
学藝員によるトークイベントもある!
そんなサイトウミュージアムでは、2024年12月8日(日)14:00~学藝員によるスライド・トークが開催されます。事前申し込みは不要で、入館料のみで参加OK。絵の楽しみかたや裏話など、自分で絵画を鑑賞するだけでは触れることができない部分を聞くことができますよ。
スライド・トークのテーマは「近代絵画の繊細さと可愛さと」を予定しています。ぜひ皆さん参加してみてくださいね!
※取材のため、特別に撮影許可をいただいた作品がございます。来館時は写真撮影の可否を、作品名の表示箇所でご確認ください。
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