【松阪市】南インド料理ってどんなの？！ 殿町の「八千代」で催された「ワナッカムまつさか」に参加してみました☆
2025年2月22日(土)23日(日)に割烹旅館「八千代」で開催された、南インド料理のイベントに参加してみました！
南インド料理を食べる会「ワナッカムまつさか」
「ワナッカムまつさか」は、2025年2月22日(土)23日(日)松阪市殿町の割烹旅館「八千代」で開催されました。
歴史ある割烹旅館。整然と並べられたスリッパから、おもてなしの気持ちが伝わってきます。
この会は、お座敷と洋間の2か所で開催されており、私は洋間（テーブルと椅子）の席に案内して頂きました。お座敷はこんな雰囲気でした。正座が苦手な方にとっては、席が選べるのは嬉しいですよね。
テーブルにはシルバーのお盆、そしてその上に大きなバナナの葉が置かれています。まず、最初に、儀式的な意味合いで、バナナの葉を開き、水を手にとってよく伸ばします。
お隣の方にお願いして、手元を撮影させていただきました。バナナの葉を触るのははじめて。大きくてつるつるしています。そして、とてもいい匂いがしましたよ。
この日のメニューはこちら。2時間内で、南インド料理がお代わりし放題で4500円です。この料理を食べられるなら…！！と、皆さんのお話から、ワクワクが伝わってきます。
初体験の南インド料理、いよいよスタート！
早速お料理が運ばれてきました。左からマンゴーを使った漬物、バナナの炒め物、そして赤いのはとにかくスパイシーなお料理。色鮮やかなお料理が並びます。
そして、噂のシェフが登場！ 東京世田谷の大人気店「スリマンガラム」のオーナーシェフであり、南インド・チェティナード料理の巨匠マハリンガム氏です。形式ばった挨拶はなく、とにかくお料理を食べてください！とばかりに、シェフ自らがどんどん料理をサービスしてくれます。
「お米です！」と、どっさりとよそってくれたインド米。
「どれが食べたい？ お替わりは？」と一人ひとりに声をかけ、シェフはテキパキと、次々にお料理を運んできます。ホスピタリティにあふれる、その姿勢に感激！
スパイスが効いた骨付きチキンは、とっても辛いけど止まらなくなるおいしさ！
旨味たっぷりのコリコリの砂肝の煮込み…メニューに無いものも色々と登場！ ごはんにはスープカレーをかけてくれたり…バナナの葉の上は、賑やかにスパイスが弾けて、混ざりあっています。複数の料理が混ざった所も美味しい！
驚いたのは、野菜や果物がたくさん使われていること。南インドでは、ベジタリアンも多く、野菜の料理が豊富。
スパイスがたくさん使われていて、辛いけれど、酸味や甘味を感じるお料理もとっても多いのです。五味が鮮やかに表現されているのが、南インド料理の特長なんだそう！
食後にはチャイがサービスで出されます。この日のチャイは、生姜とカルダモンのチャイ。南インドは暑い地域なので、身体の外に出ていく栄養分を補うために、甘くして飲むんだそうですよ。
スパイスが香る、甘いチャイは至福の時です…最高！
だいたい食事が終わったころ。すべてのお料理を出し終え、どことなく和らいだ表情のシェフ。お客さんのそばで、気さくにお話してくれました。シェフのお隣は、この会を催すきっかけを作った「八千代」オーナー親族の阪本さん。この方もとてもお料理に詳しいんですよ。
「ワナッカムまつさか」の次回の予定を聞いてみた！
南インド料理を堪能できる「第2回ワナッカムまつさか」は、とても刺激的で、楽しく、美味しい会でした。本場のお料理を、地元松阪で楽しめるなんて、こんな機会はめったにありません。
なお次回の予定をお聞きしたところ、2025年11月、氏郷まつりのころにできたらよいかな？？と、チラリと教えてくださいましたよ。詳細は「八千代」の公式Instagramをフォローしてお待ちください。今回参加できなかった方は、ぜひ行ってみてくださいね！
割烹旅館「八千代」はこちら↓
