【松阪市】戦争を松阪の目線で書いた本「あの星見てるかな」が発売されました!

今年2025年は戦後80年となります。8月1日(金)戦争を松阪の目線で書いた本が出版されました。

松阪に出版社があったなんて! 湊町の「あらま出版」

その本のタイトルは「あの星見てるかな~松阪戦争体験談集~」。松阪市湊町の「あらま出版」が出版したものです。松阪に出版社があったなんて、驚きです! 公式Instagramをフォローして、ぜひ今後の情報もチェックしましょう。

松阪の人の目線で書かれた戦争の本「あの星見てるかな」

著者は「あらま出版」代表の富永朋子さん。戦争経験者が少なくなっていく中、戦争のリアルを次の世代へ伝えるにはどうしたらよいか…という思いから、この本の執筆をはじめました。

あらま出版あの星見てるかなと解説

内容は3章からなり、第1章は戦地での体験。これは一般社団法人三重県遺族会が戦争体験者から聞き取りした録音テープを文字に起こしたもの。第2章は、いま80~90歳代の戦争体験者に実際にインタビューした戦時中の日常。そして第3章は後世に語り継ぐための章…何よりも注目すべきは、登場するのはすべて松阪の人だということです。

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「ここに登場する24人の戦争体験は、映画や小説に出てくるような壮大な物語はない。だが、リアルなドラマを知ることができる(本書より引用)」とまえがきにある通り、この本からは、自分たちが暮らす松阪での戦争…その体験や様子を、直に感じることができます。

あらま出版の富永さん

あらま出版代表で著者の富永朋子さん

子育て中でもある著者の富永さん。子ども達にもきちんと伝えていきたい、という思いから、わかりやすく用語説明も掲載。その他にも写真や地図なども多く、小学校高学年程度から挑戦できる内容となっています。

あらま出版の用語説明

あらま出版「あの星見てるかな」は、コメリ書房をはじめ、小濱書店など市内の書店だけでなく、Amazonでも発売中。販売場所などの詳細は公式サイトでご確認を。また、2025年9月10日には、ピースカフェにて読書会(要予約)も開催されます。気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね。

あらま出版あの星見てるかなを販売する売り場

コメリ書房の地元の本コーナー

「あらま出版」様、取材へのご協力を誠にありがとうございました!

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