【玉城町】秋季企画展『田丸城』もはじまる!歴史と文化のまち、玉城町を散策してみました☆
2021年10月1日(金)より、玉城町の村山龍平記念館で、秋季企画展『田丸城』が開催されます。
村山龍平記念館の秋季企画展
『田丸城』
2021 10/1〜10/31初公開資料も多数展示されるらしい。 pic.twitter.com/QDqjGTrt80
— るーちん (@rootin902) September 27, 2021
『田丸城』は三重県度会郡玉城町田丸にあった日本のお城。南北朝時代の公卿、北畠親房・顕信父子によって築かれ、南朝方の拠点としていた平山城です。現在は「田丸城跡」として、三重県の指定史跡となっています。
秋季企画展『田丸城』を開催する村山龍平記念館は田丸城跡内にある記念館。1階に図書館、2階には郷土資料館、資料所蔵庫等が設けられ、玉城町の教育振興や、文化の発展のために活用されています。村山龍平(むらやま りょうへい)氏は、田丸で生まれ育ち、大阪へ進出。たくましい開拓者精神と、卓越した指導力をもって、あの”朝日新聞”を創始した英傑です。
JR田丸駅から、村山龍平記念館、田丸城跡の周辺を散策してみました。JR田丸駅は懐かしい平屋建ての駅舎です。
田丸城跡の外堀を進むと見えてくるのが玉城町役場です。
大手門橋を渡ると、右手に記念館が見えてきます。真っ赤な丸ポストがノスタルジックな雰囲気。三重県に発令中の緊急事態宣言を受け、2021年9月30日までは閉館中です。
そのまままっすぐ進むと、田丸城跡の石垣が見えてきます。
田丸城跡は続日本100名城に選定され、遠方からも多くの人が訪れています。田丸城跡の石垣風景を描いた、水彩画をSNSでアップしている人も☆臨場感がそのままに伝わる絵画、スゴイ!
【新作公開】
連作「伊勢本街道を歩く」その23《田丸城跡》
南北朝時代に北畠氏によって築かれた田丸城は、今なお迫力ある石垣が残り、往時を伝える。天守台からは、東は伊勢湾まで見通せ、西には伊勢本街道でこれまで踏み越えてきた山々が、遥か遠くに見えた
令和3年5月3日 三重県度会郡玉城町田丸 pic.twitter.com/Nqo7syO6vo— 水彩時々ペン (@office_Suisai) May 29, 2021
内堀には大賀ハスが育てられています。大賀ハスは夏の時期に、大輪の美しい花を咲かせます。
こちら↓は、7月下旬ごろの大賀ハスの様子。
大賀ハスの花は、ほかのハスと同様に、朝に開花し昼過ぎには閉じます。存在感ある雅やかな花姿は、多くの人を魅了しています。来年の夏は、ぜひご鑑賞を。
田丸城跡周辺には、ほかにも昔ながらのお店や、新しくできたショップ、秋の味覚などの見どころもありますよ。
歴史文化に触れつつ、のんびりと散策するのにおススメの玉城町。この秋、ぜひ訪れてみてください。
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