【松阪市】お雛さまと紅梅が届ける春の便り！『原田二郎旧宅』で少し早い春を味わってきました☆
2022年の2月も残り数日になりました。松阪市内では、3月3日のひな祭りを目前に「松阪まちなかお雛さま祭り」が開催されています。
”ちょっと昔のお雛さま”が展示されているという、松阪市殿町の『原田二郎旧宅』へ行ってみました。『原田二郎旧宅』は、松阪市殿町の生垣の続く町並みの中にあります。この日は祝日でしたので、日の丸の国旗を飾っているお宅も。
こちらが『原田二郎旧宅』の入口です。松阪市指定有形文化財（建造物）に指定されており、入館料は無料です。
原田二郎（はらだじろう）は、明治から大正時代にかけて財界で活躍した実業家。本人の写真が、入口付近に飾られていました。のちに全財産を投じて公益財団法人原田積善会を設立した、松阪生まれの偉人です。
モニターでの施設案内が流れており、とても分かりやすく親切です。『原田二郎旧宅』は原田二郎が生まれ育った家で、小規模な武家屋敷。小規模といっても、たくさんの和室があり、とても広いことに驚きます。
お雛さまは客間に飾られていました。
このお雛さまは、40年ほど前のものだそうです。壮麗な七段飾りが見事で、歴史を感じる和の空間に飾ると、いっそう雅やかな雰囲気を感じる事ができます。
周辺の歴史文化施設でも、3月3日まで、様々なお雛さまが展示されています。
お屋敷から続く、庭園も見ることができます。
広々とした庭園には、鮮やかな紅梅が咲いていました。 
鮮やかな紅色が2月の空に映えて、とっても美しい！
庭園には、松坂城のお堀の跡があります。この辺りにお堀があったということは、松坂城は予想以上に広い構造だったんでしょうか。 
庭園の東屋にはひと時、座る場所があります。お屋敷も庭園も、すべて回ると結構広いので、こちらでひと休み。 
歴史を感じる空間で、雅やかなお雛さまと美しい紅梅。3月3日のひな祭りを迎える、この季節ならではの雰囲気が味わえます。『原田二郎旧宅』で春の訪れを感じてみませんか？
『原田二郎旧宅』がこちら↓
