【松阪市】見て・食べて・知る…3/11からはじまった陸前高田市との物産交流展に行ってみました☆
先日、号外NET松阪市のサイトでご紹介した防災講座は、いよいよ今週末2025年3月23日(日)に行われます。その会場となる、松阪市産業振興センターのすぐ隣で開催中の企画展「陸前高田と松阪の交流」に行ってみました。
企画展「陸前高田と松阪の交流」@豪商のまち松阪観光交流センター
松阪市魚町の豪商のまち松阪観光交流センターで、3月11日(火)~4月6日(日)まで開催中の企画展「陸前高田と松阪の交流」です。当サイトでも何度かご紹介していますが、こちらの豪商のまち松阪観光交流センターでは、約1ヵ月に1度のスパンで、様々な企画展を行っています。
本企画展は、2階でパネル展示が行われています。陸前高田市は、岩手県の南部にあり、大船渡市や気仙沼市と接しています。いずれの市も、東日本大震災で大きな被害を受けた場所として、よく知られていますよね。
こちらは震災の津波が押し寄せた際の、陸前高田市役所の様子だそう…3階建ての市役所の建物が、今にも津波に飲み込まれようとしています。写真ではあるものの、実際の様子を目にすると、津波の恐ろしさに息を飲む思いです。
松阪市と陸前高田市は、東日本大震災の復興支援を機に交流がはじまり、現在では災害時の相互応援協定を結んでいます。プライベートで職員さんが町の人を連れて訪れたり、市同士だけではなく、市民間の交流も行われているそうですよ!
陸前高田市の名物や美味しいものも!
センターの1階では、陸前高田市の様々な名物や美味しいものが販売されています。陸前高田市でも、「たがだ屋 一本松店」で松阪の物産展を同時開催しているんですよ!
こちらは可愛らしい椿茶。椿は大船渡と陸前高田の市の花に指定されています。この椿茶は、東日本大震災がきっかけで生まれたそうです。
三陸では、津波の塩害によって植物が枯れていきましたが、椿は枯れずに翌年、また花を咲かせたそう。三陸の人々を勇気づけた椿の葉で作られた椿茶には、復興の願いが込められています。
奇跡の1本松をデザインした湯呑みや、タオルハンカチも。
備蓄品としてもおススメのいわしやサバの缶詰も販売されています。こちらを実際に食べてみました!
こちらは、いわしのトマト煮。缶詰をひっくり返しで、そのままお皿に出したもの。肉厚のいわしの身が、きれいな円形に並んでいます。
トマト煮って珍しいので、どんな味かと思いましたが、甘くてとても食べやすい。いわしは骨まで柔らかく、そのままいただけました。
三陸産のいわし、有機トマトケチャップをはじめ、調味料にもすべてこだわって作られています。白いごはんにもピッタリで、子どもも喜びそう!
企画展「陸前高田と松阪の交流」は2025年4月6日(日)まで開催中です。皆さんも、ぜひ訪れてみてくださいね!
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