【松阪市】この絵、あれだよね…? ユニークで奥深い「サイトウミュージアム」3周年企画展、開催中です☆
松阪魚町の「サイトウミュージアム」が3周年を迎えました! 現在、開館3周年を記念した企画展を開催中です。
開館3周年企画展「サイトウミュージアム ピース!!」開催中
「サイトウミュージアム」は、松阪の精神科医、齋藤洋一氏のコレクションを展示した私設美術館。開館3周年をむかえ、開催中の企画展「サイトウミュージアム ピース!!」に行って来ました。
今回の企画展は、開館3周年を記念し、これまで展示された作品のうち人気のあったものや、展示する機会のなかったものを中心に展示されています。
おっと、1階はいきなり掛け軸…。難しそうなところから来たな、と思いきや、こちらは松阪に縁のあるもの。裕福だった松阪商人たちは、絵師(画家のこと)を京都などから呼び寄せ、絵を買ったり、芸術家の支援をしたりしていたのだとか。
と思えば、そのすぐ隣には羊飼いが描かれた西洋絵画が…こういったあえて対照的な展示も、ユニークです。
幻の画家といわれる笠木治郎吉の水彩画「漁師の娘」。外国人が作品を購入し、海外に持ち出されたり、関東大震災で焼失してしまったりしたことから長らく日本では作品を見ることが無かったため、そう呼ばれているそう。雲が流れる空や、背景の漁師たちの奥に広がる海辺が想像できるような絵画です。
この絵も、オークションで買い戻され、こちらのミュージアムに収められたそうです。
こちらは椿貞雄の油絵「晴子像」。「麗子像」で知られる画家・岸田劉生と親交があった作家が、自身の娘・晴子を描いた作品。
このセーターの繊細な表現、絵画の艶やかさにはうっとり…透明感のある宝石のような絵画ですよ。作家の姓にある、椿の花を持っているのも面白い!
これって…あれだよね? そう、ただの○○です
2階には近代の作品や、九州に縁のある作品を集めた展示が。
こちら、何の絵かと思ったら…タイトルはセーヌ川。
一般的にイメージされそうな、パリのセーヌ川とはずいぶんかけ離れた雰囲気に驚きます。フランス・パリの歴史がすべて溶け込んだ、セーヌ川なんでしょうか…奥が深い!
「はい、ただの豆腐です」と学藝員の田中さんに言われ、思わす笑ってしまいました。ただの豆腐がモノクロで書かれた絵画。じつはこの絵画がとっても人気があるんだそう! シュールなのに可愛くもあり、じっ~と見ているうちに、私もファンになってしまいました!!
開館3周年企画展「サイトウミュージアム ピース!」は、2025年7月20日(日)まで開催中! 前期・後期で展示内容が変わるのも楽しいですよ。
会期:2025年3月7日〔金〕- 7月20日〔日〕
■前期|2025年3月7日(金)-5月11日(日)
■後期|2025年5月16日(金)-7月20日(日)
開館日:金・土・日 ※金・土・日が祝日にあたる場合も開館いたします。
入館料:大人500円 高校・大学生300円 中学生100円 小学生以下無料 ◎学藝員によるミュージアム・トーク
5月3日(土)午後2時から約30分 事前申込不要 ◎学藝員によるスライド・トーク
展示室にてよもやま話に花を咲かせます。
2025年4月13日(日) ①第15回 絵画のホンモノとニセモノ
2025年6月14日(土) ②第16回 博物館概論3(博物館資料の収集・管理)
いずれも午後2時から約40分 事前申込不要
1階では絵葉書も販売中。記念に、お土産に買って行かれる方も多いそうですよ! 小学生以下は無料で入れますので、春休み最後の芸術鑑賞にもおススメです。お花見ついでに、身近な美術館へ、ぶらりと立ち寄ってみませんか??
サイトウミュージアムはこちら↓