【松阪市】5/8(日)オープン！ 美術館『サイトウミュージアム』の企画展「旅する絵画」に行ってきました。
2022年5月8日(日)松阪市魚町に美術館『サイトウミュージアム』がオープンしました！
オープンした『サイトウミュージアム』は松阪で初めての私設美術館です。白とシルバーが基調となった建物は、とても現代的。青空に良く映えます。開館と同時に開催されている企画展「旅する絵画」に行ってきました！
こちらが「サイトウミュージアム」の入口。訪れたのは5月8日(日)の夕方ごろ。外からは中の様子が全く見えないので、どこが入口か一瞬迷いますが、近くにおられたスタッフさんがご案内してくれました。
まず、入口で検温と消毒。そして右側の受付で入館料を払って入ります。入館料は大人500円、高校・大学生300円、中学生100円、そして小学生以下は無料。そのほか、65歳以上または20名以上の団体は100円引き、障害者手帳等を持っている人は200円引きとなります。
『サイトウミュージアム』は3階建てで、1階と2階が展示室となっています。収蔵されているのは、松阪市山室町の南勢病院の院長で、「サイトウミュージアム」館長でもある斎藤洋一氏のコレクション、約3000点。近代の絵画や彫刻がその多くを占めるそう。
今回はそのコレクションの中から、企画展のテーマ「旅する絵画」にあわせ、国内外の景色を描いた風景画作品が展示されています。1階では海外の風景画を、2階では日本の風景画を見ることができますよ。
館内の作品は「カメラマーク」がついた作品のみ、撮影が可能となります。2階の展示室へ行ってみます。光も影も映える内装が、スタイリッシュで、都会のミュージアムみたい！
こちらは2階の展示室。この3点は写真撮影できる作品です。
そして、注目すべきはこちら！作品についているQRコードを読み込むと、画家がその絵画を描いたであろう現地周辺の風景が、グーグルストリートビューでスマホに表示されるんです。これってすごく斬新！
こちらは満谷国四郎（1874～1936）氏の作品で「湖からの富士」。スマホ画面に絵と同じような配置で湖や富士山が、映し出されているのが分かりますか？このように、画家が心を動かされ筆をとったであろう、実際の風景をスマホで見ることができるんです。これは他の美術館ではなかなかできない、貴重なシステム。ぜひお試しください！
こちらは「三保の松原」を描いた作品。国内外ともに、行ったことのある風景にも出会えるかもしれません。まさに「旅する絵画」の醍醐味です。
1階では、美しいポストカードも1枚100円（税込）で販売されています。長く会っていないかたへお手紙を出したり、家族・友人へのお土産にも素敵。松阪にこんなステキな美術館ができたって、自慢しちゃいましょう。
『サイトウミュージアム』の開館日は、金・土・日および祝日のみとなっています。企画展「旅する絵画」は2022年5月8日(日)～8月21日(日)まで開催。皆さん、週末にはぜひ足を運んでみてください。
サイトウミュージアムはこちら↓
