2022年11月6日(日)から、いよいよ「第2回松阪カルチャーストリート」がはじまります。作家さんたちが展示準備をしている「旧小津清左衛門家」にお邪魔してみました。

【松阪市】11月はイベント続々！11月6日(日)から「松阪カルチャーストリート」がはじまります☆

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こちらが松阪市本町にある「旧小津清左衛門家」です。江戸時代の屈指の豪商であった小津清左衛門邸宅を、資料館として一般公開しているものです。こちらは「第2回松阪カルチャーストリート」のメイン会場のひとつとなっています。

松阪カルチャーストリートは、松阪の町なかの歴史ある建築物やアートスポットに絵画や美術作品を展示することで、松阪の町の魅力を再発見してもらう、というイベント。昨年に続き2回目です。

こちらの作品は「もも」。みずみずしい桃の断面がパステルポップな背景のうえに、繊細に描かれています。

美術作品があることで、小津邸の一角がいっそう美しく見えます。日の光までが照明スポットのようです。

今回は前回25名だった作家が28名に。皆さんの心に刺さるものを、ということから、立体作品が増え、前回の10名から14名に増えたそう。

立体作品は、より具体的な形になっていることで、人の心に刺さるように印象付けるアート作品。今回の見どころのひとつです。

こんな風に、お屋敷の庭を使った作品も。

こちらの作品は、紙問屋からイメージを引き出して製作された立体作品だそう。

このような作品は、アトリエで絵画を描くのとは違い、「この場所をつかって自由に表現してください」と依頼されるそうなんですが…まるで最初からこの作品がここにあったかのように周囲と溶け合い、なおかつ、きらりと光る存在感が同居しています。スゴイ！

そしてお屋敷の奥に進むと…驚くほど見事な大作が。こちらは桜を描いた日本画です。

4500×1800ミリサイズで描かれた、桜の大作のタイトルは「蒼天」です。

圧倒されるような迫力の桜は、美しく力強く、まるで生きているようです。

主催の方にもお話を伺うことができました。一年に一度咲く桜。視界いっぱいに広がる華やかさと、春というまたリスタートさせてくれる節目の季節を表現してくれる・・・そんな見事な作品。そしてやはり日本人の精神性の象徴である桜の大作をぜひご覧いただきたい、とのこと。

アートも桜のように華やかに輝き、コロナ禍の困難を乗り超えて、また新たなスタートを切る・・・そんなメッセージが込められているようにも感じました。

今回は、一足先に小津邸の様子をお届けしましたが、他にも多くの会場で、様々なアート作品と出会えます。「第2回松阪カルチャーストリート」は2022年11月6日(日)～20日(日)まで開催。皆さん、ぜひアートとの出会いを楽しんでみてください。

旧小津清左衛門家はこちら↓

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