【松阪市】明治8年創業!こだわりの鰹節や煮干しが買えるお店『魚斎商店』に行ってみました☆
和食は出汁が命、と言われますが、出汁の材料を専門に扱うお店は少なくなりました。松阪市新町の『魚斎商店』は、鰹節や煮干しを専門的に取り扱う貴重なお店です。
『魚斎商店(うおさいしょうてん)』は松阪市新町の通り沿いにお店があります。
お店や看板も歴史を感じる、昔ながらの雰囲気のあるお店。いつ頃から営業されているんでしょうか。
店内すぐ左には鰹節を削る機械がありました。鰹節の良い香りが店内に漂っています。
鰹節や煮干しは、計り売りをしてもらえます。木でできたケースに商品ごとにきっちりと入れられていました。
煮干しもいくつかの種類があります。産地によって値段が異なります。下の写真では、右が愛媛産100gで400円、広島産100gで270円。
煮干しの産地が違うだけではなく、乾燥の具合も少しずつ違うのだそう。煮干しも奥が深い!
こちらは山口産で100g200円です。
店主さんが、箱から出して、グラムをはかってくれます。お店は何と、明治8年から営業しているんだそう、びっくり!
産地の違う煮干しを2種類購入してみました。右が山口産、100gで200円。左が広島産、100gで270円です。お店の中では、違いがあまり感じられなかったのですが、購入したものを並べてよく見てみると、違いが分かります。右は色が薄く、1匹が大きめ。左は色が濃く、1匹が小さいです。また、右の方がより乾燥していました。
どちらも、そのまま丸ごと1匹ずつ食べてみましたが、とてもおいしくてびっくり!程よい塩味で香ばしく味があり、子どもにも家族にも、そのまま食べさせたいくらい。出汁だけ取るのはもったいないと感じました。
『魚斎商店』では、お正月には欠かせない、「田作り」も販売しています(100g600円)。出汁をちゃんと取って作った料理は、また格別。2022年は出汁をとることに挑戦してみませんか?行ったことのない方は、この機会にぜひ一度、お店を訪れてみてください。
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