【松阪市】色鮮やかな異国のビーズがイチ押しの『アジアイロ雑貨店Matahari』が、ただの雑貨店じゃない理由は?!
こちらのお店は『アジアイロ雑貨店Matahari(マタハリ)』。Matahari(マタハリ)=マレーシア語で「太陽」を意味するこちらのお店では、オリジナルアクセサリーと、アジアの手仕事雑貨を販売されています。
突然伺ったにもかかわらず、オーナーさんにお話を伺うことができました。こちらは、単なるアジア雑貨販売だけではなく、環境保全への強い思いをきっかけに始められたお店なんだそう。
絶滅危惧種のオランウータンなどが生息する、東南アジアのボルネオ島。ヤシ油を確保するためのプランテーションを作るために、森の木がとどまることなく切られていく、という深刻な問題が起こっています。しかしこの問題の反面、現地の小さな村では、現金収入を得るために森の木を切らざるを得ない、という現状。
この問題を少しでも改善するために、オーナーさんは、ボルネオ島の現地に赴き、現地で作られる民芸雑貨が、商品としてクオリティが上がるよう技術指導に入り、出来上がった商品を買って、それを日本で販売するという活動をはじめられました。それにより、「森を切って現地の収入源にする」という動きを、少しでも食い止めることができるからです。
現地の人が手作業でつくった、竹細工の雑貨やアクセサリーは、美しい色合いや、現地ならではの細やかな模様など、味わいがステキ。
ところが、2020年3月からの新型コロナウイルス流行により、現地への買い付けに行けなくなりました。一時期閉店を決めるものの、現在の形でお店を再開されたそうです。
お店では、自分で作る、オリジナルのアクセサリー作りのワークショップが体験できます。お店の棚には、色も形も様々なパーツが、所狭しと並べられています。
特におすすめしたいのは、このマレーシア現地で買い付けた、こちらの色鮮やかなビーズ。その種類の多さに驚き!
色付けも、その模様も全てフリーハンドの商品です。先住民族の村々伝統の模様が個性的で、1個1個が味わい深い貴重なビーズは、どれも素敵で、迷ってしまいます☆
なお、アクセサリー作りのワークショップは、随時体験ができるそう。ただし、一度にできるのが2組までで、人数は応相談となりますので、事前に予約するのがおススメです。店内には、感染症対策のためのウイルス対策の機材も設置されているので、安心して参加できます。『アジアイロ雑貨店Matahari』では、ステキなアクセサリーや雑貨で、異国ボルネオ島とつながることができますよ。行ったことがない方は、ぜひ気軽に訪れてみてください☆
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